ワイキキを拠点に活躍するAGS

そんな彼らが制作した2枚のコンピレーションは、“ハワイの自然”がテーマだ。 「ハワイには街だけでなく、海、山、鳥、木々、花などの存在が身近に存在する。それにインスピレーションを受けて、島のドライブに最適な曲をセレクトしたんだ。すべての曲がハワイ産で、ハワイにまつわることを曲にしている」（ロジャー）。

ワイキキを拠点に活躍するAGS

ハワイの雄大な海をイメージしたメロウな「SEASIDE VIBES」、サンセット時のドライブにいいアップテンポな「SUNSET DRIVE」の2枚をリリース。

70年代～80年代にハワイのアンダーグラウンドなシーンで人気を呼んだ、ローカルアーティストたちによるディスコ、ソウル、AOR、サイケデリックなロックなどの曲を中心にセレクト。「ミュージック・イン・マイ・ハート～」と、心地よい女性ヴォーカルで始まり、アッポテンポでグルーヴィーなディスコや、メローでサイケ感のあるフォークや、生音がイカしたボサノバ、中間はおだやかな太平洋の海とマッチするアコースティックギターが心地よいサウンドへと入り、後半はワイキキを象徴するダイヤモンドヘッドを拝む曲も登場しファンキー・モード

『V.A. / ALOHA GOT SOUL PRESENTS SEASIDE VIBES』

スピリチュアルなサンセットタイムに最適なもう一枚は、70年～80年代のブラックミュージックの影響を受けたファンキーでエレクトロニックなディスコやファンクを始め、ハワイ・ローカルの親衛ビートメイカーやサウンド・プロデューサーたちによる最新のサウンドや、 ハーフビー、サイトウ "JxJx" ジュン、山下達郎、グランドギャラリーなど、日本人が携わった曲も登場。昼から夜にかけて流れる時間帯にマッチした選曲が素晴らしい。

『V.A. / ALOHA GOT SOUL PRESENTS SUNSET DRIVE」 いずれの曲もAGSの3人でセレクトしており、激レアな一曲から、新鋭アーティストの一曲まで、ハワイにスピリットを置くアーティストたちの作品が幅広く収録されている。

ワイキキを拠点に活躍するAGS

「アロハとはリスペクトや愛をシェアすること。ハワイアン・ミュージックを聴けば、アロハからのバイブスを感じることができるはず」とロジャーは語る。 そのグッド・バイブスは太平洋を超えた日本でも間違いなく刺さるだろう。これからの季節、秋冬のドライブにもおすすめだ。 また現在、AGSによるジャパンツアーも開催中。彼らの音楽を日本で感じることのできる貴重な機会をお見逃しなく。

ワイキキを拠点に活躍するAGS

【ジャパンツアー】 ALOHA GOT SOUL JAPAN TOUR 2024 "SUNSET DRIVE" & "SEASIDE VIBES" RELEASE SPECIAL DJ：ROGER BONG & O’SPLIFF 【開催日程】 10月10日（木）名古屋 - 24PILLARS 10月11日（金）恵比寿 - BLUE NOTE PLACE 10月12日（土）新潟 - Bar Hallelujah 10月13日（日）新宿 - DJ BAR Bridge Shinjuku 10月14日（月）横浜 - Grassroots Kana Yoshioka＝写真・文