夫婦別姓、与党協議前向き 自民・森山幹事長
自民党の森山裕幹事長は7日の記者会見で、選択的夫婦別姓制度を巡る公明党との与党協議開始に前向きな姿勢を示した。「しっかり協議させてもらうのは大事だ」と述べた。公明の斉藤鉄夫代表は石破茂首相に両党実務者による協議を求めていた。 森山氏は、自民の氏制度の在り方に関する作業チーム(座長・逢沢一郎衆院議員)での議論を踏まえ、与党協議の開始時期を判断する考えを示した。 選択的夫婦別姓制度を巡っては昨年12月、首相が会見で「党内の議論の頻度、熟度を高める」と発言した。公明は制度の導入に意欲を示している。