【バドミントン カナダオープン2024】渡邉航貴が奈良岡功大を破りベスト4進出! 田中湧士、奥原希望らも準々決勝を突破!
7月5日に開催されたBWFワールドツアー・カナダオープン(カルガリー/Super500)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本はエントリーがなかった混合ダブルスを除く4種目で準々決勝に進出。上位進出に向けて、海外のライバルたちと熱戦をくり広げた。 日本から4選手が準々決勝に勝ち残った男子シングルス。準決勝の切符をつかんだのは、田中湧士と渡邉航貴だ。田中は香港の伍家朗(ン・カロン)との勝負に挑むと、第1ゲームは21-17で先制。第2ゲームは互いにポイントを奪い合う中、一度は伍家朗が15-11とリード。しかし、田中が負けじと連続得点で15オールに戻すと、その後の競り合いを23-21で制して勝利。ベスト4 進出を決めた。 渡邉は奈良岡功大との日本人対決に挑み、第1ゲームを渡邉が先制。続く第2ゲームは、奈良岡がゲーム後半に引き離して1-1のタイに戻す。ファイナルゲームにもつれた試合は、中盤から渡邉が連続ポイントで点差を広げ、最後は21-11。90分にも及ぶ激闘を制して、準決勝進出を決めた。 奥原希望、仁平菜月が勝ち上がった女子シングルスは、奥原が準決勝に進出した。1、2回戦を2-0のストレート勝ちしている奥原は、準々決勝で台湾の許玟琪(シュー・ウェンチー)と対戦。過去5戦ですべて勝利している奥原は、第1ゲームこそ21-18と接戦になったが、第2ゲームは9本に抑える快勝でベスト4進出を決めた。仁平はデンマーク選手と50分の熱戦を展開したが、17本、22本で敗戦。2大会連続Vはならなかった。 女子ダブルスは、中西貴映/岩永鈴が2試合連続で中国の若手ペアと対戦。ファイナルゲームとなった勝負は、中西/岩永が最終ゲームを21-11で制し、準決勝に勝ち進んだ。男子ダブルスの三橋健也/岡村洋輝は、スコットランドペアを13本、15本で抑え、準々決勝を突破している。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO