妻に「ランチ代は500円までにしてほしい」と言われました。物価高で「コンビニ弁当」も買えないと思うのですが、職場のランチ代は平均いくらなのでしょうか…?
おいしい昼食を食べることが、仕事のやる気につながっている人もいるでしょう。しかし、妻から「職場のランチを500円以内にしてほしい」と言われて、昨今の物価高騰でランチ代を500円以内に抑えることは難しいのではと思う人もいるかもしれません。 今回は、会社員の1回の昼食代の平均額と、昼食代を節約するためのコツについて解説します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
会社員の昼食代の平均額は?
ランチ代を考えるにあたって、周りの人たちがどのくらいランチ代に使っているのかを見てみましょう。 株式会社SBI新生銀行の「2023年 会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の昼食代は1日平均で624円、女性会社員は696円となっています。年代別で比較してみると、最もランチ代が安い年代は男性が50代で574円、女性は40代で667円という結果でした。 コンビニなどで500円以内で買える弁当もありますが、最近のコンビニ弁当の購入価格帯は「450~499円」「500~549円」がボリュームゾーンとなっているため、ランチ代を抑えるのであれば外食などをするのではなく、お弁当を持参するといった方法が必要かもしれません。
会社員の昼食の内訳とは?
会社員が昼食に何を食べているのかを同調査から解説します。男性会社員・女性会社員の昼食の内訳は図表1の通りです。 図表1
株式会社SBI新生銀行 2023年 会社員のお小遣い調査より作成 図表を見て分かる通り、男性会社員も女性会社員も持参弁当が一番多い結果となりました。弁当を自分で作らなくてはいけないという手間はありますが、昼食を安く済ませるのに有効だといえるでしょう。 また2位も男女ともに購入した弁当となっており、外食よりも弁当を購入して昼食を安く済ませようと考える人が多いと思われます。
昼食代を安く済ませるコツとは?
お弁当を持参することで食費を抑えられます。しかし、お弁当を作るのが大変だという人も多いでしょう。その際に、少しでも昼食代を安く済ませるためのコツとして、以下のものが挙げられます。 ・おにぎりを持参しておかずだけを買う ・スーパーでお弁当を購入する ・ランチパスポートを使用する 自分で弁当を作るのが大変だという人はお米だけを持参しておかずのみを買うという方法もあります。また、コンビニよりもスーパーで販売されているお弁当のほうが比較的値段が抑えられている傾向があります。昼食を購入する場所を検討してみるのもいいかもしれません。
会社員の昼食代の平均は男性で624円、女性で696円!
今回は会社員の昼食代の平均額について解説しました。工夫をしない限り昼食代を500円以内に抑えるということは難しいため、お弁当を持参するといった方法が必要かもしれません。お弁当をつくるのが大変だという人は「おにぎりだけ持参しておかずだけを買う」「スーパーでお弁当を購入する」といった方法を採れば、少しでも昼食代を節約できるでしょう。 出典 株式会社SBI新生銀行 2023年 会社員のお小遣い調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部