新店オープン!名駅サンロードに生まれたレトロモダンな喫茶店「カフェ ニュージャポネ」
様々なコンセプトを打ち出したカフェが増えている昨今、今回は古き良き昭和の雰囲気を再現した、落ち着きある喫茶店をご紹介します。
2023年10月23日にオープンした昭和レトロな喫茶店「ニュージャポネ」
名古屋駅直結の地下街「名駅地下街サンロード」。誕生は1957年と古く、多くの飲食店やアパレルショップ、雑貨店などが軒をつらね、名古屋駅を行き交う人たちで賑わう地下街のひとつです。そんな名駅地下街サンロードに2023年10月23日、「ニューレトロ」をコンセプトにした喫茶店「ニュージャポネ」がオープン。地下鉄東山線出口から南へ。地上からはサンロードS5出入り口が一番近いので、地下街に慣れてない方は地上からがおすすめです。 外観は、まるで昔からそこにお店があったかのような雰囲気を醸し出していますが、どこかモダンで洗練された新しい印象がありますね。 店内は暖色系のおしゃれなライトに照らされ、ゆったりとしたBGMが流れ、都会の喧騒を忘れてしまうほど落ち着ける空間が広がっています。 店内全体の素敵な印象と椅子やソファの座り心地の良さは「大人の休憩所」という言葉がしっくりきます。 メニュー表も昭和の喫茶店を想像させるフォントや色合いのものを使用しており、どこか懐かしい。スパゲッティを中心としたメニューがずらりと並びます。 グラスひとつとっても「ニューレトロ」のコンセプトへのこだわりを感じます。
豊かな味わいが楽しめる「出汁」で茹でたスパゲッティ
素敵な空間に浸ったところで、注文したメニューをご紹介。 「大漁タコさんあんかけスパゲッティ 1,100円(税込)」。 昔懐かしいタコさんウィンナーが贅沢にも10個も乗ったあんかけスパゲッティ。よく見ると顔までしっかりと作ってありました。 あんかけと聞いてスパゲッティの上から麺が隠れるほど餡がかけられたものを想像していましたが、ニュージャポネでは餡がスパゲッティの下に敷かれています。タコさんウィンナーの赤やコーンの黄色、ピーマンの緑が映えるようにしているのかもしれませんね。 名古屋でよく食べられるあんかけスパゲッティはスパイシーさが特徴ですが、ニュージャポネでは同店の特徴である、カツオ出汁で茹でたスパゲッティ自体の風味を生かすため、餡自体はまろやかな味わいとなっており麺との相性がよく、まるで和風のスパゲッティを食べているような落ち着いた気持ちになります。なにより麺の茹で加減が絶妙!もちっとした食感に初めて食べた人は驚くこと間違いなし。