ロッテのチョコレート事業が上期過去最高の売上高 牽引役は「ガーナ」「コアラのマーチ」
ロッテの中村準マーケティング本部第一ブランド戦略部チョコレート企画課課長は11月18日取材に応じ、チョコレート事業が上期(4-9月)に過去最高の売上高になったことを明らかにした。 その牽引役となったブランドの筆頭に「ガーナ」、次いで「コアラのマーチ」を挙げる。 「『ガーナ』が最も好調で110%以上伸長した。『コアラのマーチ』は3月に実施した500種類の名前入りビスケットの施策が奏功して2ケタ近い伸びとなった」と振り返る。 「ガーナ」は、定番の板チョコレートと「プレミアムガーナ」がともに好調となった。
「コアラのマーチ」は、3月に500種類の名前入りビスケットへ一定期間切り替えて発売開発したところブランドが活性化。 「『コアラのマーチ』は、絵柄で家族のコミュニケーションが生まれ家庭内が明るくなる特徴を有しているが、その特徴が少し普遍的になりすぎてしまったため、お名前企画を実施した。これにより“名前見つけたよ”といった会話が生まれブランドロイヤリティを高めることができた」との手応えを得る。 なお、チョコレート事業は今年2月1日に60周年の節目を迎えた。「ガーナ」も60周年の節目を迎え、「コアラのマーチ」は40周年を迎えた。