民進党・小西参院議員が会見(全文2完)前原代表に辞めていただき新代表を
参議院民進党は首班指名選で誰に入れるのか
ロイター:ロイターの〓ミヤザキ 01:05:48〓です。首班指名についてお尋ねします。参議院民進党は首班指名選で誰に入れられるのでしょうか。もし意思統一がまだ図られていないとすれば、小西先生ご自身は誰に入れますか。 小西:11月の1日に特別国会が召集をされて、そこで首班指名。これは衆議院議員も行いますし参議院議員も行います。で、参議院の民進党が誰に首班指名をするかはまだ決まっておりません。普通だと政党の党首、前原代表に指名するんですが、私はきのうの参議院の総会で前原代表に私は指名するつもりはまったくないと。首班指名、11月の1日までに前原代表は辞任してもらわなければ困ると。 ちょっと今日、ご説明できませんでしたけど前原代表は党規違反、党のルールに反して、ああいう暴走をしていますので今、前原代表が存在する、代表にいること自体がおかしいんですけれども、いずれにいたしましても今週中、この金曜日に両院議員総会、無所属で当選した民進党に所属している衆議院議員と私たち参議院の両院議員総会という党大会に次ぐ決定機関である両院議員総会で議論します。そこで前原代表は辞めていただいて、新しい代表を選んで、その方を首班指名するというのが筋であると思います。そのことを目指したいと思います。 司会:(英語)
政治資金が立憲民主党に回った場合はどうなるのか
ニューズオプエド:NO BORDERカンパニー、ニューズオプエドの上杉です。上杉隆です。短めに。今、最初にお話しいただいた政党助成金についてお尋ねしたいんですが、党規とか憲法見解、解釈は抜きにして、政党助成法の観点から希望の党に渡るとこれが違法だということはよく分かったんですが、同じ文言で、文脈で立憲民主へ渡った場合はどうなるのか。弊社の取材だと今回の選挙中に民進党の党職員が立憲民主の応援に入ったのみならず、仕事として働いているというのをいくつか確認しています。この場合は返金、返還を求めるのか。 で、もう1点、きのうここで伊藤詩織さんの記者会見がありました。この会見があったんですが、野党の記者会見が、野党のほうは国会で扱わなかったと、彼女のことを5月から。そういう疑義もあったんですが、これも弊社の取材ですが、民進党の中でこの質問をしないように、国会で、そのような国対、あるいは議運、あるいは党幹部のほうから話があったと、小西さんも聞いていると思いますが、こういう事実があったかどうかをお答えください。 小西:まず立憲民主党へ、仮に民進党の政党交付金を移す場合は立憲民主党の綱領は憲法違反のものはたぶんないと思いますので、かつ民進党の綱領と根幹で矛盾するものでもないと思いますので、そこに政党交付金を移すことは政党助成法の正式な手続きでできると思います。で、選挙期間中におっしゃるように民進党の党の職員も立憲民主の選挙活動を手伝っていますし、もちろん希望を手伝っていましたし、あと無所属の方の選挙演説も党の職員、もうみんなで、民進党の元候補者の方はみんなで手分けしてやっていました。私、演説会場で全ての、希望と立憲民主と無所属の演説会場で全て党職員の姿を見ていますので、個人のボランティアの〓資格 01:12:13〓だったら違うんですけれども、それに交通費なりが出ていればそういう活動をしていたというのは事実だと思います。 で、最後の伊藤詩織さんの件ですけれども、これもある信頼する同僚の国会議員から聞いたんですけれども、民進党が組織として伊藤詩織さんの件について、事件について国会で質問等をすること、組織としてするなと、そういう動きがあったということはまったくないというふうに私は理解しております。ただ一部の野党議員からこの問題をあんまり国会で質問しないでくれといったような声、働き掛けといったものがあったということは私の非常に信頼する同僚の国会議員から聞いているところでございます。それが事実であればそういうことを発言した国会議員というものは政治家として私は許されるものではないと思いますけれども、そのことだけを承知しています。それ以外のことは承知してございません。 最後にただ一言だけ、今日、憲法違反の話をさせていただきましたのは、これが現在だけではなく、将来にも日本政治の最大の課題になるからです。なぜならば安倍総理は自衛隊を明記する憲法改正をするというふうに言っています。で、この自衛隊明記の改憲はこの3年前の解釈変更、国民に対するペテンです。国民を虚偽でだましたそのペテンで、もう1回国民をだまして行う憲法改正になります。これ、人類史上初めての、近代立憲主義が立ち上がってからの人類の歴史初めての、国民をだまして行う憲法改正になります。 ぜひもっと丁寧なご説明を皆さまにさせていただきたいと思いますので、私からも事務局にお願いしますが、ぜひ皆さまからも事務局にもう一度小西を呼べと強くお願いをしてください。真実は国会の論戦にしかありません。憲法学者、多くの憲法学者は国会の論戦をちゃんと勉強していないので、国民の皆さんやジャーナリズムに真実を憲法学者がお伝えできてないんですね。私の本を多くの憲法学者が引用して今、論文をようやく書いてくれるようになっていますけども、ぜひ近い将来、来週でも参りますので呼んでいただきたいと思います。本日はありがとうございました。 小西:Thank you very much. 司会:Thank you very much. Thank you for coming today. (完)【連載】民進党・小西洋之参院議員が会見