日越友好祝う「歓喜の歌」 ハノイ、世界遺産で公演
【ハノイ共同】ベトナムの首都ハノイにある城跡の世界遺産「タンロン遺跡」で22日夜、日本とベトナムの外交関係樹立50周年を記念し、ベートーベンの交響曲第9番のコンサートが開かれた。両国の合唱団の計約200人が参加。友好を祝う「歓喜の歌」に約2千人の聴衆から大きな拍手が湧いた。 ベトナム国立交響楽団の首席指揮者を務める本名徹次さんがタクトを振り、同楽団が情感たっぷりに演奏。合唱団の歌声と重なり合い、美しいハーモニーが響いた。主催者によると、メゾソプラノ花房英里子さんやテノール芹沢佳通さんも歌声を披露した。