秋の訪れとともに増加する「ランニングクルー」…ソウルの総合運動場で導入された「走り」の規則
【10月15日 KOREA WAVE】秋の訪れと共に屋外での活動を楽しむ人が増えている。特に韓国では20~30代の若者を中心に集団で走る「ランニングクルー」というサークル活動が流行している。ただ、20~30人の集団が道を塞いでしまうこともあり、人数制限が必要だという声も市民から上がっている。 10月のある朝、ソウル市瑞草区(ソチョグ)にある盤浦(バンポ)総合運動場を訪れると、気温17度の秋空の下、市民たちがそれぞれのペースで歩いたり走ったりして体力づくりに励んでいた。 運動場の中央にあるサッカー場を囲む形で赤いウレタン製のトラックが5本あり、薄手のTシャツや短パン姿で何周も走る人々の姿が見られた。 今月からこの盤浦総合運動場では新たな利用規則が導入された。5人以上の団体でランニングする際には人と人の間隔を2メートル以上空ける必要があるというもので、これを守らない場合は注意を受けたり、退場を求められたりすることもある。 こうした内容を記した横断幕は運動場内の各所に掲げられている。この規則は最近増えているランニングクルーによる混雑を防ぐために導入されたものだ。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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