大谷翔平がグッズ売上1位、ワールドシリーズ記録ずくめの盛り上がり 優勝記念グッズも史上最高
米大リーグ機構は2日(日本時間3日)、ドジャースの優勝で幕を閉じたヤンキースとのワールドシリーズ(WS)が、視聴者数、優勝記念グッズ売り上げ、SNS投稿数など、いずれも記録的だったと発表した。大谷翔平投手(30)は選手別のグッズ売り上げで1位。世界的な人気が証明された。 【写真】ワールドシリーズ優勝記念バッジ付き、大谷のユニホーム 大谷、ジャッジらスター選手ぞろいで「スター・ウォーズ」と称された戦いは、米国で1試合平均1580万人、日本で同1210万人が視聴していたが、新たにカナダ、メキシコ、ドミニカ共和国、台湾とアプリを合わせた視聴者数が全世界で1試合平均3000万人を突破していたことが判明した。16言語で203カ国以上に届けられていた。 インターネットを通じたドジャースの優勝記念グッズは、史上最高だった。ゲームセットから24時間での売り上げは、前回ド軍優勝の20年から24%増、21年ブレーブス優勝から43%増。日本からの売り上げは、米国に次いで2番目だった。商品別では大谷が人気1位で、MVPのフリーマン、ベッツ、山本由伸、カーショーと続いた。第1戦のドジャースタジアム、第3戦のヤンキースタジアムでの売り上げは、WSの商品販売史上で1位と2位。ニューヨーク市内の公式ショップは、20年のオープン以来で最高記録をつくった。 18~34歳の若年層ファンも増えた。SNSの投稿数はWS史上最多。インスタグラムは「いいね」等のエンゲージメントが前年の166%、動画視聴数が同300%、X(旧ツイッター)は319%と397%。YouTubeは約2億1000万回見られ、日本は国際視聴者数の20%で海外の国別では1位だった。