小池百合子都知事が就任後初の定例会見(全文1)課題は時間かけず取り組む
未来(あした)への道1000km縦断リレー2016について
それから3番目でございますけれども、こちらは国内でもいろんなオリンピック・パラリンピックの盛り上げにつながるものでございますけれども、「未来(あした)への道 1000km縦断リレー2016」、これが最終日、グランドゴール、こちらのイベントに私も参加することといたしております。こちらご覧ください。これは東日本大震災の記憶が薄れないため、15日間にわたり被災地をランニングと自転車でつないで、復興の状況等を広く発信する事業であります。そもそも今回の東京オリンピック・パラリンピックについても復興五輪、パラリンピックと言われてましたわけでございまして、復興、これを忘れることなく、そしてまた明日への希望につなぐ東京オリンピック・パラリンピックにというアイデアでございます。 で、今年のリレーの初日は、2020年、東京オリンピック開催のちょうど4年前に当たります7月24日、日曜日といたしまして、その日に青森県庁をスタートいたしております。そしてその後、岩手県、宮城県、福島県、茨城県を経まして、今日の時点で千葉県のほうに到達することとなっております。最終日があさって8月の7日でございまして、日曜日でございますが、私もグランドゴールであります、上野恩賜公園でランナーの皆さま方をお迎えするという手はずといたしております。なお、最終区間のゲストランナーでありますけれど、1000キロメートル横断リレーのアンバサダー、こちらが北京オリンピック、銅メダリストであります陸上の朝原宣治さん。それからシンクロナイズドスイミングの青木愛さん、それから体操の鶴見虹子さんなどのご参加の予定をいたしております。 先ほど申し上げましたように2020年の大会というのは復興五輪、これを原点にしているところでございまして、被災地の復興なくして東京大会の成功はない。このように考えております。で、このグランドゴールではリレーに参加された多くの方々の復興への思いをたすきとともにしっかりと受け止めていきたいと、このように考えております。 そして最後、こちらでございますが、ゴール後にセレモニーを行います。会場は同じく上野恩賜公園の竹の台広場になっております。この竹の台広場でございますけれども、リオ大会の期間中、ライブサイトの会場となります。大会の生中継、ステージイベント、そして競技体験など楽しむことができることになっておりますので、ぜひPRのほうご協力いただければなと思います。それからライブサイトはこの上野のほか、都内では立川の国営昭和記念公園、それから東日本大震災の被災3県、岩手、宮城、福島、それぞれにも設けることとなっております。3県のライブサイトの周辺では被災地の復興を後押しいたします特産品を販売したり、それから地域独自のイベントなども開催予定となっております。ぜひともリオのオリンピック・パラリンピック、これによってリオに目が行きがちではございますけれども、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、4年先を見越しながら、かつ被災地への目がこれからも向くようにご協力いただきたいと思います。 なお本件に関しましてはオリパラ準備局、オリンピック・パラリンピック準備局のほうで資料なども用意いたしておりますのでお問い合わせをいただければと、このように考えております。私のほうからお伝えするのは以上3点でございます。 ※全文2へ続く