熊本・天草市で野鳥の死骸から鳥インフルエンザの陽性 高病原性かどうか検査へ 環境省が半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定
熊本県は、天草市で見つかった野鳥の死骸から鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されたと発表した。熊本県内で、野鳥から鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されるのは今シーズン初めてで、毒性が強い高病原性かどうか、検査を行っている。 【画像】半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定
熊本県内の養鶏農家などに注意喚起
熊本県によると、11月12日に天草市で2羽のヒドリガモの死骸が見つかり、国立環境研究所で遺伝子検査を行ったところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されたということだ。 熊本県内で、野鳥から鳥インフルエンザウイルスの陽性が確認されるのは、今シーズン初めてで、環境省は死骸を回収した地点から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。また、毒性が強い高病原性かどうか、検査を行っていて、判明には数日かかる見込みだ。 死骸が確認された半径3キロ圏内には、3000羽規模の養鶏場が1軒あり、県が確認したところ、「異常などの報告はない」という。 熊本県は順次、県内の養鶏農家などに注意喚起を行うことにしている。 (テレビ熊本)
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