【さつまいもダイエット】おいもクリエイター直伝!「さつまいものくるみ味噌」の作り方
さつまいもがおいしい季節。甘くておいしいさつまいもは、太りそう……というイメージがあるかもしれないけれど、実は、食べ方次第で、ダイエットの強い味方になるとか。そこで、さつまいもダイエットのおすすめレシピを、おいもクリエイターとしてSNSでも人気のえなりんさんに教えていただいたので公開! 【写真】ダイエットにもおすすめのさつまいもレシピ
教えていただいたのは……
おいもクリエイター えなりんさん 1997年⽣まれ。管理栄養士。レシピ動画プラットフォームでフードプランナーとして企業とのタイアップやレシピ開発、テーブルスタイリング、料理教室講師などを行う。現在はSNSを中心に、 “おいもクリエイター”としても活動。さつまいも・じゃがいもを使ったオリジナルレシピの考案や、焼き芋専門店のメニュー開発などを通じて、体にやさしく、おいしさにもこだわった料理を多数発信。
さつまいものくるみ味噌
さつまいもをくるみ味噌で和えた一皿。さつまいもにはタンパク質と脂質が少ないですが、くるみと味噌とごまには良質のタンパク質と脂質が含まれるので、よい組み合わせ。栄養バランスを整えるのに食事に取り入れるとよい8つの食材の頭文字をとって、「まごわやさしいよ」という言葉があります。「ま」は豆類、「ご」はごまなどの種実類、「わ」はわかめなどの海藻類、「や」は野菜、「さ」は魚・海老などの魚介類、「し」はしいたけなどのきのこ類、「い」はいも類、「よ」=ヨーグルトなどの発酵食品を指しています。このさつまいものくるみ味噌には、このうちの「ま」=豆類(味噌)、「ご」=ごま、くるみ、「い」=いも類、「よ」=発酵食品(味噌)という4つを摂ることができる優秀なメニュー。作り置きしておくと、副菜として気軽に加えることができ、カラダ想いの食習慣が続けやすくなります。また、冷やして食べるのでレジスタントスターチを多く摂ることができ、血糖値が上がりにくく腹持ちがよいのもうれしい点。ごまと味噌のほどよいコクとさつまいもの自然な甘み、くるみの歯応えが絶妙なハーモニーを奏でる、ほっこり癒される味。甘すぎずホクホク食感が特徴のさつまいも(紅さつま、紅あずま、なると金時など)を使って作るのがおすすめ。 【材料(2~3人分)】 ・焼きいも…皮付き300g(蒸したりフライパンで焼いたものでもOK) ・くるみ(無塩、生くるみがおすすめ。素焼きタイプでも◎)…40g ・白すりごま…10g(大さじ1~たっぷりがオススメ) ・A 味噌…大さじ2 本みりん…大さじ2 はちみつ…大さじ1 しょうゆ…小さじ1(~大さじ1/2) 【作り方】 ①くるみを刻んでボウルに入れ、Aを加えて混ぜ合わせる。電子レンジ(600W)で50秒ほど加熱する。いったん取り出してかき混ぜたら、再度30秒ほど、様子を見ながら加熱する。 ②①のみりんのアルコールが飛び、全体的にとろっとしたら、乱切りにした焼きいも、白すりごまを加え、よく和える(味噌の塩分量は商品によって変わるので、味を見てしょうゆの量は調整を)。
<POINT>
さつまいもは皮ごと乱切りにして、調味料、白すりごまとよく和えて。 撮影/佐々木美果 スタイリスト/豊島優子 取材・文/和田美穂 構成/有住美慧(MAQUIA)撮影協力/UTUWA