1学期に栽培体験した果樹園で、小学校3年生たちが大きく育ったブドウを収穫/京都・福知山市
京都府福知山市三和町千束の小中一貫教育校、三和学園(白米山雄生校長)の小学3年生8人が3日、古里自慢の特産品「三和ぶどう」の果樹園を訪れ、収穫作業を体験した。1学期には栽培作業もさせてもらっていて、大きく育った房を見て大喜び。協力して収穫した。 3年生は地元を知る三和創造学習で、三和ぶどうの歴史や農家の苦労などを学んでいる。現地実習として、吉見篤一さん(53)が管理する友渕のブドウ園で、実を大きくする作業などにも取り組んできた。 収穫作業は、吉見さんから「房を落とさないよう、慎重に収穫しましょう」とアドバイスを受け、1房ずつ丁寧にはさみで切って取り、コンテナに入れていった。立派に成長した房が多く、「これめっちゃ大きい」などと話しながら、手を動かしていた。 男子児童は「友だちと協力しながら収穫できて、楽しかったです。栽培を手伝ったブドウが大きくなっていて、とってもうれしい」と笑顔。収穫後には試食をし、「めちゃくちゃ甘い」と喜んでいた。