「最有力候補だったが…」大谷翔平らドジャースの敵投手に? 佐々木朗希、パドレス行きの可能性「幹部の間で…」
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手はポスティングシステムを利用してメジャー挑戦することを目指しており、現在は複数のMLB球団と交渉を行っている。現時点で移籍先は決まっていないが、MLB幹部の間ではサンディエゴ・パドレス行きの見方が強まっているようだ。米紙『ブリーチャー・レポート』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 佐々木がメジャー挑戦を決意した当初、移籍先候補の最有力だったのは大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースだった。しかし、代理人のジョエル・ウルフ氏が小規模、もしくは中規模の球団にもチャンスがあると示唆したこと、面談での選手同席を認めなかったこと、豊富な資金力を活かせないことにより、ドジャース行きの可能性は低くなっている。それに代わり、ダルビッシュ有投手も在籍するパドレスが、移籍先の最有力候補に躍り出た。 それを裏付けるように、米紙『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者が「ドジャースは過去1年間、佐々木と契約する最有力候補だった。一部のチームは、すでに佐々木が契約を決めたと確信していたが、パドレスが幹部の間で新たな選択肢として浮上している」と伝えている。この発言を踏まえ、米紙『ブリーチャー・レポート』は「パドレスはオフシーズン中、非常に静かな状態が続いており、これはAJ・プレラー時代には珍しいことだ。そのため大きな動きがあっても驚きではないだろう」とし、「佐々木は市場で最も興味深い先発投手だ。パドレスが彼と契約すれば、ローテーションが強化されるだけでなく、最大のライバルから彼を遠ざけることもできる」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部