寺島しのぶ「常に自問自答しながら取り組んだ」 お百を演じるにあたり苦労したこと明かす
日テレNEWS NNN
俳優の寺島しのぶさん(51)が3日、映画『八犬伝』(10月25日公開)のジャパンプレミアに役所広司さん(68)、内野聖陽さん(56)らと共に登場。お百を演じるにあたり、苦労したエピソードを明かしました。 【画像】映画『八犬伝』のジャパンプレミア レッドカーペットに登場した寺島しのぶ この映画は、小説家・山田風太郎さんの小説『八犬伝 上・下』を実写映画化。里見家の呪いを解くため八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命を描く『八犬伝』の世界と、その作者が生きた現実の世界をシンクロさせた作品。寺島さんは愚痴が絶えない馬琴の妻役・お百を務めます。 イベント冒頭「私は“実”の部分でお百という、(役所さん演じる、夫・馬琴に)ただがなっているだけの役だったと思うんですけども、この“実の世界”を、役所さん、内野くん、磯村(勇斗)くん、黒木(華)さんと、とてもコンパクトな人数で、とても凝縮した時間を過ごすことができました」と寺島さん。 また「お百という役はなかなか参考文献がなくてですね、本当に“悪妻と呼ばれた女”という、一行くらいのものしかなくって、なので、そこを想像力を膨らませて、どうやってやろうかな、ただ怒鳴っているだけでもつまらないし、やっぱりこういうふうになったのも理由があるんじゃないかとか。常に自問自答しながら取り組んだつもりでございます」とお百を演じるにあたり、苦労したエピソードを明かしました。