「ヤンキー先生」自民・義家弘介氏が政界引退へ 昨年の衆院選で落選
昨年10月の衆院選で落選した自民党の義家弘介・元文部科学副大臣(53)が3月末で政界を引退すると、同氏の事務所が6日に明らかにした。 【写真】衆院選の出陣式で支持を訴える義家弘介氏=2024年10月15日、神奈川県厚木市旭町1丁目、中島秀憲撮影 事務所によると、義家氏は後援会幹部らに相談した上で決断したという。今後支持者らへのあいさつ回りなどを終えた後に引退の予定。 義家氏は高校教諭時代に「ヤンキー先生」として注目を集め、横浜市教育委員を経て2007年に参院議員に初当選。12年に衆院に転じ、神奈川16区から立候補して4回当選し、法務副大臣、衆院文部科学委員長なども務めた。 昨年の衆院選では、裏金問題に関与したとして、党から比例代表の重複立候補を認められず、選挙区で落選した。事務所によると、政界引退後の活動については未定という。(中島秀憲)
朝日新聞社