栄養士が指南! 安全に早く体重を減らす方法 10
7. 食事に集中する 食事中にスマホをスクロールしたりテレビを観るのは簡単だけど、時間をかけて自分が今食べているものに集中すると、最終的に摂取する食事の量に大きな違いが出る可能性がある。マインドフルイーティングとは、食べ物の匂い、味、食感に注意を払いながら食べることであり、「空腹と満腹の本当のサインや、自分にとって正しいと感じる食べ物を尊重する方法を学ぶことで、食べ物と自分の直感的なつながりを取り戻すことができます」とウォーレンさん。
8. 十分な睡眠をとる これは「過小評価されている体重管理の手段」だと、ウォーレンさんは語る。一晩の睡眠時間として推奨されている7時間以上という数字を下回ると、代謝や内分泌機能が低下し、さらに空腹感を制御するホルモンに異常をきたす可能性があることが研究で分かっている。また、睡眠不足はストレスホルモンのコルチゾールを放出させる原因となる。コルチゾール値の慢性的な上昇は体重増加につながる恐れがある。
9. 食べたものを記録しておく 食べたものを記録すると、自分が摂取したものを認識するのに役立つ。さらに、食べたものを記録することが長期的な減量能力に大きな影響を与えるという研究結果もあるという。「自分の行動に責任を持ち続けるための、優れた自己啓発ツールになります」と話すウォーレンさん。食べたものを物理的に日記に書いたり、「マイフィットネスパル」などの健康管理アプリにメモしてもよさそう。
10. 食事を抜かない 摂取カロリーを減らしたくて、食事を抜きたくなるかもしれない。しかしコーディングさんは、この方法は裏目に出ることが多く、逆にお腹が空いて普通に食べるより多く食べてしまう恐れがあると話す。定期的に食事を摂ることで、「代謝を維持し、コルチゾールを避け、食欲を抑え、エネルギーが安定して体中に行き渡るようになります」とウォーレンさん。