春高バレー・インタビュー 高橋藍「バレーボーラーとしても、人としても、成長させてもらった大会でした」 京都・東山高3年時に初出場完全V
■高橋藍の春高バレーVTR
2学年上の兄・塁(24)=サントリー=の背中を追って東山に進学し、1年時からレギュラー。兄弟で春高を目指した1年時は京都府予選決勝で現日本代表の大塚達宣(24)=ミラノ=を擁する洛南に敗戦。2年時も決勝で洛南に敗れて春高に届かなかった。3年時は決勝で洛南に勝利。本大会は全6試合で1セットも失わない完全優勝で、駿台学園との決勝では両チーム最多の26得点。豪快なスパイクでチャンピオンシップポイントも奪った。
■所属サントリーは4位 高橋が所属しているサントリーは、今季リーグ戦19試合を終えて13勝6敗の4位。4日の東レ静岡戦は3─1で勝ち、2025年の初戦を白星で飾った。高橋は今季チーム2位の219点をマークして攻撃を引っ張っている。5日もホームで東レ静岡と対戦する。
■高橋 藍(たかはし・らん) 2001(平成13)年9月2日生まれ、23歳。京都市出身。日体大卒。小2で競技を始める。京都・東山高3年時に全日本高校選手権(春の高校バレー)で優勝し、18歳で日本代表に初選出された。21年東京、24年パリ五輪に出場。日体大在学中の21年からイタリア1部リーグ・セリエAのパドバ、23─24シーズンはモンツァでプレーしてプレーオフ準優勝。今季からSVリーグ・サントリーに加入。188センチ、83キロ。アウトサイドヒッター。最高到達点350センチ。