【修斗】エフェヴィガ雄志、マックスに圧巻一本勝ち!無敗のまま環太平洋王座を獲得
格闘技イベント『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8』 2024年11月30日(土)東京・後楽園ホール ▼第5試合 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦5分3R 〇エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA/同級1位) 一本 3R 3分17秒 ※スリーパーホールド ●マックス・ザ・ボディ(BRAVE/同級3位) ※エフェヴィガが第11代環太平洋ライト級王座に就く。 【フォト】エフェヴィガのスリーパーホールドが、ガッチリと極まる瞬間 エフェヴィガは、2022年ウェルター級新人王を獲得するなど、デビュー以来、MMA通算9戦全勝の記録を持つ。今年8月、元Bellatorのエマニュエル・サンチェスと対戦し、初回KO勝ちを収めている。 対するマックスは同級3位、カメルーン出身のファイター。過去にはキャプテン☆アフリカと王座戦で戦ったことがあるが、惜しくも敗北している。今年9月には、西尾真輔にKO負けを喫しているが、王座戴冠へ燃える。 1R、サウスポーのエフェヴィガが長い手足を活かした右ジャブ。マックスは一気に飛び込んでの左右フック。エフェヴィガは距離を詰めての左ストレート。マックスは組みに行くが、押し倒して上を取ったのはエフェヴィガ。ハーフガードの状態のマックスの足を抜いて、肩固めを狙い。 2R、突っ込むマックスに、エフェヴィガが細かいフック、ストレートをカウンターでヒット。打撃の展開では、エフェヴィガがヒット数で上回る。マックスは組みも混ぜながら、対処したいが、終盤にはケージ際からバックを奪われてしまう。エフェヴィガのペースで試合が進む。 3R、マックスは起死回生の左右フックを豪快にヒット。やや面食らったエフェヴィガだが、ケージ際でヒザ蹴りを当てる。マックスのパンチをディフェンスするエフェヴィガは、ケージ際でスクランブルから上になると、チョーク狙い。残り2分30秒ほど、上からパウンドを打ちながら圧をかけるエフェヴィガに対し、マックスは防戦一方に。エフェヴィガが一気にチョークへ!これががっちりと極まり、エフェヴィガが圧巻一本勝ちを収めた。 エフェヴィガはマイクで「10戦目でチャンピオンになれました。皆さんのおかげでここまで来れました。ありがとうございます。試合はなかなか思った通りには行かないですけど、それでも10戦負けなかったってことは、勝ちながらも学んで成長してきた証。これからも学び続けて、勝ち続けたいです」と謙虚に語った。