【サボり筋】をなくせば脂肪が燃える体に|サボり筋を活性化!痩せ体質になるツイストエクササイズ
日常生活の中でついつい楽をしていまう筋肉(サボり筋)をご存知ですか?サボり筋を活性化することで、体の使い方がガラッと変わり、脂肪燃焼しやすい体になります。今回はサボり筋についてとサボり筋を一気に活性化できるツイストエクササイズをご紹介します。 *写真で詳しいやり方を見る→サボり筋を活性化!痩せ体質になるツイストエクササイズ ■サボり筋とは? どこにある? 「サボり筋」とは日常生活であまり使わなくても何とか過ごせてしまうことで使われなくなった筋肉のことを指します。 例えば、下のイラストのように頬杖をついたり、脚を組むという動作をよく行う方もいらっしゃると思いますが、体が自然と筋肉を使わなくても姿勢が保てるようにするために行ってしまうことが多いのです。そして、それらのサボり筋をそのまま使わないでいると知らず知らずの間に体の使い方が変わり、太りやすい体質や姿勢の乱れなどにダイレクトに繋がってしまうのです。 ■■サボり筋 ①肩甲骨まわりの筋肉 肩甲骨まわりの筋肉は意識的に動かさない限り、日常生活の中で腕の動きが小さいとあまり使われることはありません。使われないことで肩甲骨まわりの筋肉は硬くなりやすく、日々の消費カロリーや代謝UPに大きく影響する胸の筋肉や背中の筋肉までもが使いにくくなります。これが肩甲骨まわりの筋肉がサボり筋になることで太りやすくなる原因です。 ■■サボり筋 ②体幹の筋肉 背中を丸めたり、頬杖をついたりすることで体幹の筋肉を使わないようになりがちです。特に外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋は正しい姿勢をキープするのに重要な筋肉群です。それらの筋肉が弱くなると姿勢が悪くなり、血流が滞り代謝が下がることに繋がります。また腹横筋が弱くなるとぽっこりお腹や姿勢の悪さとともに消化吸収などの働きにも悪影響を与えます。 ■■サボり筋 ③内ももの筋肉 座っていてもついつい膝が開きやすい人や脚を組むことが癖になっている人は内ももの筋肉がすでにサボり筋になっている可能性が高いです。 内ももの筋肉が弱くなったり硬くなることで、歩くスピードがダウンしたり歩幅が狭くなりがち。これはダイレクトに消費カロリーダウンに繋がります。また、内ももの筋肉は骨盤底筋群と共に体の中心軸を支えていますので、正しい姿勢や体のバランスを取るなどの大切な役割もあります。 ■サボり筋活性化のツイストエクササイズ ①膝を90度以上曲げ、クッションやタオルなどを膝の間に挟んで仰向けになります。両腕は斜め下へ伸ばし、手の平は下へ向けます。 ②両手の平を床の上で滑らせるようにしながら、右回り左回りそれぞれ5回ずつ円を描くように動かします。この時、円が小さいと肩甲骨と肩があまり動かないので、無理のない範囲で大きな円を描いて肩甲骨と肩の動きも感じましょう。 ③次に両肘は肩の少し下ラインの床に固定したまま両腕で卍を形を作るようにします。両膝を右へ倒す際に、右前腕を上へ、左前腕は下へ向けます。 ※前腕や手の平は床に着かなくてもOKですので無理のない範囲で動かしましょう。 ④両膝を左へ倒す際は、左前腕を上へ、右前腕を下へ向けます。この動きをリズミカルに20回~50回行います(筋力や体力に合わせて回数を調節して行いましょう)。 ライター/Masako Janeway(ヨガ講師)
Masako Janeway