「自分ごとのようにつらい」けど共感はやめない たかみな31歳、インタビュアーとしての思いと15歳差の夫との生活
15歳上の夫 ズレが面白いからこそ一緒にいる
15歳年上の一般男性と結婚して、丸3年になる。新婚生活はほぼコロナ禍と重なったが、感情をため込まず、言いたいことを言える、風通しのいい関係だと笑う。 「15歳上なので、夫は今年46歳です。カラオケに行ったときの選曲が違うなど、世代間の違いで話題はズレることはあります。でも、おつきあいして結婚するにあたって、そのズレが面白いからこそ一緒にいるっていうのが大きいんです」 週末、二人で散歩をしたり、好きなお酒を飲んだりするのが一番のリラックス法。パートナーを得て、一対一の関係を築いたことで、よりメンタルの安定を感じているという。 「早めにパートナーを見つけられたことは、ラッキーだったなと思います。AKB48を卒業して、一番思ったのが、『自分のメンタルを整えたい』だったので。穏やかな旦那さんに出会って、その友人たちもみんないい人で……人との出会いで、人生は変わるんだなと実感しました。GWに仲良し3家族でグランピングへ行ったんです。旦那さんがだいたい同じ年齢で、年の差婚仲間なので、夫に先立たれたら女性たち3人で頑張ろう!って、謎の決起集会みたいな感じでした(笑)」 話題になった、夫が歯を磨いていない疑惑については、 「ハハハ、あれはだいぶ教育しましたね。私に怒られると分かっているので、無意識に磨くようになりました。ただ、お酒を飲んだ日はスルーしようとするので『磨いてないでしょ』って言うと、悲しそうな顔をして歯を磨きます(笑)」
何か大きな流れに乗るように、今の場所にたどり着いた、と笑うたかみな。これからの展望についても、こう語った。 「これからも、流されていきたいです。なんでこのお仕事を私にお声がけしてくれるんだろう? ということもあるんですが、なんでも面白がってやってみると、次につながったりするんです。今は気持ちは緩やかに、楽しく流されてみようかな、っていうのが、一番大きいですね」
高橋みなみ(たかはし・みなみ) 1991年生まれ、東京都八王子市出身。タレント。2005年にAKB48の第1期メンバーとして活動を開始。2012年にAKB48グループ初代総監督に就任、2013年にはソロデビュー。2016年4月 AKB48を卒業。卒業後はテレビやラジオなど、幅広く活躍。「いじめをノックアウト」(Eテレ)、「大食い王決定戦」(テレビ東京系)でMCを務める。「ひるおび」(TBS系)水曜隔週レギュラー。芸能界での親友、クロちゃんと街歩きを楽しむ「高橋みなみのそこそこさんぽ」(BSJapanext)も今年からスタートした。