昨年決勝カードが準々決勝で実現!ルードvsジョコビッチの大一番<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日(日本時間4日)、男子シングルス4回戦が行われ、第7シードのC・ルード(ノルウェー)が第12シードのT・フリッツ(アメリカ)を7-6 (8-6), 3-6, 6-4, 6-2で破り、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。 【ジョコビッチ、シナー、アルカラスら全仏OP組合せ】 2022年と2023年の全仏オープンで2年連続の準優勝に終わっているルード。今大会は3度目の正直と自身初の四大大会制覇を狙い出場している。前週のゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)で優勝を飾り今大会に臨んだ。 この試合、第1セットをタイブレークの末に先取したルードだったが第2セットでは4度のブレークチャンスをいずれも決め切ることができずセットカウント1-1に追いつかれる。 それでもルードは第3・第4セットで6本のサービスエースを決めるなどフリッツのブレークを2度に抑えると自身は計5度のブレークに成功し3時間31分の熱戦を制した。 準々決勝でルードは第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは4回戦で第23シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)をフルセットで下しての勝ち上がり。 昨年、ルードはジョコビッチに決勝で敗れて準優勝に終わっている。試合後の会見でルードは次戦について「僕は去年の決勝で負けたね。彼(ジョコビッチ)はゲームをよく読んでいると思う。信じられないほどね(笑)。彼はドロップショットの使い方をよく知っているし、動きは素晴らしい。だから、彼にウィナーを決めるのは難しいんだ」とコメントしている。 同日には第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第11シードのA・デ ミノー(オーストラリア)らが8強入りを決めている。