ロエベ、カルティエetc. 俳優・板垣李光人が愛用する名品アイテム3選
SPUR.JPの連載「あの人のお気に入り」第7弾となる今回は、モードラバーとしても名高い俳優の板垣李光人さんが登場。映画、ドラマ、CMなどでの活躍のみならず、アーティストとしても才能を開花させる板垣さんの心を刺激するファッションアイテムとは? 【写真】センスがだだ漏れ……!板垣李光人さんの愛用アイテムをもっと見る
【ロエベのスクイーズバッグ】クラフト感あるデニムは万能選手
ロエベでクリエイティブ ディレクターを務めるジョナサン・アンダーソンは、いつも自分に新たな視野を与えてくれます。デニム素材のスクイーズバッグは、アートとクラフトに造詣の深いジョナサンらしい新解釈で、一目見て気に入りました。以前からラムレザーのミニサイズも愛用中で、雨の日は使うのを躊躇していましたが、デニムならそこもクリア。色が褪せてきても可愛いだろうな、と天気を気にせず持ち歩いています。ショルダーがチェーンではなくロープなのもクラフト感があって素敵で、斜めがけにした時のバランスも好み。外にポケットがついているのも特徴で、空港でパスポートを出し入れするのに使ったり、何も入れず、ただジーンズのポケットみたいに手だけ突っ込んでも、なんだかサマになるんです。
【カルティエのベニュワールウォッチ】試着を重ねて出合ったファーストウォッチ
これが僕のファーストウォッチ。ベニュワールのミニサイズ、リジッドのブレスレットタイプです。柔らかなフォルムはサルバドール・ダリの絵画『記憶の固執』に描かれた、溶けゆく時計を連想させます。個人的にダリが大好きで「これだ!」と思い、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。 もともと、カルティエのイエローゴールドが一番自分にしっくり合う気がして、昨年からトリニティなどのリングをコレクションしてきました。指にある程度お気に入りが集まったところで、手首にも何か欲しい、ブレスレットよりも時計がいいな……と、今年に入って本格的に探し始めたんです。ウォッチメーカーを巡ってさまざまな時計をつけたのですが、いかにも“時計然”としているものはあまり自分らしくないと思い、試着に試着を重ねてやっと出合いました。時間を確かめる道具というよりも、手もとのアクセントとして存在感を放つジュエリーライクな1本です。