「おでん」にブルーチーズをトッピング?500円で食べ放題?新しい“おでんスタイル”が人気【THE TIME,】
店側にとっても、おでんなら事前に仕込んでおけて、ピーク時にもすぐ提供できるなどメリットは多いとのことですが、儲けのほうはというと… 『炉端とおでん 呼炉凪来』森 健太郎副社長: 「おでんでは儲かってないです(笑)。そもそもそれで儲けようという考え方はなくて、おでん目当てに来て頂いて、ドリンクとか他のメニューで利益を出していこうと」 他にも、居酒屋チェーンの『0秒レモンサワー 仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭』でも、3月から牛骨出汁おでんの「500円食べ放題」を開始。 徐々に増えているおでん食べ放題ですが、背景には深刻な人手不足があるといいます。 通山編集長: 「外食業界では、特に料理人みたいな技術者不足が深刻。おでんは高度な調理技術が必要なく出汁のおいしさで上質感を出せる。同時に大量調理にも向いているので、すごく生産性が高い」 ■人気高まる「韓国おでん」 街で聞いてみると、「ちょっと変わったおでん」は食べ歩きフードにも! 「韓国ドラマで、カップに入った串のおでんをよく見る」「韓国のニョロニョロしたやつ」と多くの人が口にしたのは、<オムク>と呼ばれる韓国おでん。 韓国屋台の定番で、薄くて細長い練り物が、蛇腹状に串に刺さったおでんです。 新大久保のスタンドでは1本300円。日本よりちょっと薄味ですが、味は似ていて昆布や魚介のだしが効いています。 9月には日本の練り物メーカーも、家庭用・韓国風おでんを発売するなど、今人気が高まっています。 ■「ブルーチーズのせ」に「コロッケおでん」も登場 さらに、外食業界で「おでんの解釈を変えた」と話題になっているのが『ちょいおでん』。 メニューで目を引くのが“変わり種おでん”の「コロッケ」や「ガーリックトースト」です。 これは煮込むのではなく、“出汁をかけて食べる”スタイル。サクジュワ感が楽しめるコロッケは、早いうちに食べるのがおススメとのこと。 THE TIME,マーケティング部 原千晶部員: 「美味しい!周りはサクッと嚙んだ瞬間ジュワッと、いいお出汁が口の中に広がります」