【伊原春樹コラム】来季の巻き返しを図る最下位・中日、西武。ドラフト、新外国人、FAで打者の戦力アップを図るべき
秋季練習でナインを見守り笑顔を浮かべる西口監督[写真=桜井ひとし]
【伊原春樹の野球の真髄】 クライマックス(CS)ファイナルステージも終わり、今週末からはいよいよ日本シリーズが始まる。今季の“最強王者”を決める戦いにプロ野球ファンの視線は集まるが、その他の球団は来季に向けた戦いがすでにスタートしている。特に最下位に終わった中日、西武はそれぞれ井上一樹監督、西口文也監督が新たに就任。心機一転、新体制で来季の巻き返しを図っている。 立浪和義前監督の下、3年連続最下位に終わった中日は課題がはっきりしているだろう。長年悩まされた得点力不足が解決されないままだ。今季も373得点はリーグ最下位。力のある投手陣を擁しているが、点を取らなければ勝利を得ることはできない。打線強化へ昨オフには中田翔、中島宏之、上林誠知らを獲得したが、彼らが戦力として力を発揮できず。新外国人打者も機能せずに・・・
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週刊ベースボール