1年間無所属の元マンU守護神GKデ・ヘア、フィオレンティーナ加入が正式発表 自身初のセリエA挑戦決定
セリエAのフィオレンティーナは9日、無所属の状態が続いていた元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアを獲得したことを発表した。 現在33歳のデ・ヘアは、アトレティコ・マドリードでプロデビューを果たすと、2011年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。長年プレミアリーグで活躍し、公式戦通算545試合に出場した。しかし、契約延長交渉のもつれから、2023年6月30日の契約満了に伴い、同クラブを退団した。 その後は個人トレーニングでフィットネスを整えながら、自身の希望に沿うオファーを待っていたものの、高額な給料を要求していることもあり、なかなか所属クラブが見つからず。2023年冬の移籍市場でも所属クラブが決まらず、2024年今夏の移籍市場でも序盤に関心が噂されていたジェノアとの交渉が破談に終わっていた。 それでも退団から1年以上が経って、ようやくデ・ヘアの所属クラブが決定。9日に昨季セリエAで8位に終わったフィオレンティーナと契約合意に至ったことが発表された。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、契約期間は2025年6月30日までの1年契約で、1年間の延長オプションが付帯する形と説明されている。
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