獲得を後悔? プレミアリーグで大苦戦する新戦力(10)厳しい…。1試合で5回も抜かれた男
2024/25シーズンのプレミアリーグ開幕から約1ヶ月半が経過した。早くもチームに欠かせない戦力となっている新加入選手がいる一方で、新天地で自らの定位置を掴むことや苦しいパフォーマンスに終わっている選手もいる。今回は、プレミアリーグで苦戦する新戦力を紹介する(データは2024年10月7日現在)。
DF:フリアン・アラウホ(ボーンマス) 生年月日:2001年8月13日 今季リーグ成績:5試合0得点0アシスト ボーンマスは長年にわたって右サイドバック(SB)に課題を抱えている。2013/14シーズンにアダム・スミスが加入して以降、ナサニエル・クラインやジャック・ステイシー、ライアン・フレデリクス、マックス・アーロンズらを獲得したが、結果としてチーム最古参となったアダム・スミスがポジションを守り続けている。 ただ、チームとしては33歳のベテランDFに代わる若手選手の成長を望んでおり、今夏にはバルセロナからフリアン・アラウホを獲得した。昨シーズンにラス・パルマスでプレーした23歳の右SBはスピードに優れた選手で、期待外れに終わったアーロンズの二の舞にならないことが期待されていた。 ところが第7節終了時点ではプレミアリーグの洗礼を受ける形となってしまっている。対峙したウインガー相手に後手を踏む機会が多く、出場機会を失うキッカケとなったのがリバプールとの第5節でのパフォーマンスだ。今シーズン絶好機のルイス・ディアス相手に大苦戦し、1試合で5度もドリブル突破を許してしまった。 このパフォーマンスの影響があってか、昇格組が相手だったサウサンプトンとの第6節、レスターとの第7節の両試合でベンチを温める結果に終わった。 チームとしてはアダム・スミスの後釜を見つけなければいけない課題がある中で、昨シーズンのアーロンズに続いて不穏なスタートになってしまっている。
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