気持ち新た“発進” 鳥取城北、出場決定一夜明け /鳥取
<センバツ2020> 第92回選抜高校野球大会(3月19日開幕、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)に出場する鳥取城北の選手らは決定から一夜明けた25日、青空の下で気持ちを新たに練習に励んだ。 この日は午前8時半過ぎから、鳥取市国府町三代寺の専用グラウンドで汗を流した。投手陣はまずボールを使わずに投球フォームを確認。互いに足の踏み込み方などを見つつ助言していた。一方、野手はいくつかの班に分かれ、ランニングやシートノックなどの練習に取り組んだ。 無料通信アプリ「LINE(ライン)」で祝福の言葉が多数届いたという松村亮汰投手(2年)は「中学の監督から『ここからが勝負だぞ』とメッセージをもらった」と感激した様子。吉田貫汰(かんた)主将(2年)は「まだまだレベルアップできる。一人一人が工夫しつつ練習に励みたい」と浮かれた様子を見せなかった。 山木博之監督(44)は「選手たちがめいっぱい活躍できるよう、紅白戦など実戦に近い練習も増やしたい」と改めて気を引き締めた。【小坂春乃】