「アバター」第3作『Avatar: Fire and Ash』のコンセプトアートが公開 新たな部族の姿が明らかに
ディズニーのイベント「D23 Brazil」にて、「アバター」シリーズ第3作となる映画『Avatar: Fire and Ash(原題)』のコンセプトアートが公開された。2025年12月19日に米国公開予定の本作に登場する、新たなナヴィの姿を見ることができる。 「Avatar: Fire and Ash(原題)」画像・動画ギャラリー コンセプトアートはディラン・コール、ザカリー・バーガー、スティーヴン・メッシングの手によるもので、美しい景色に空を飛ぶ乗り物、イクラン、炎と灰のナヴィが住むと思われる村、手を縛られたキャラクターの姿などが確認できる。 @cinepopが伝えたところによると(@DiscussingFilm経由)、監督のジェームズ・キャメロンは、灰の人々(Ash People)が「ナヴィの最悪の側面を映し出した」キャラクターであるとして、「私たちがいま生きている世界には多くの怒りがある」と述べたという。 キャメロンは8月に開催されたD23 2024で、本作の正式タイトルが『Avatar: Fire and Ash』となることを発表。そののち、「アバター」第4作と第5作についても言及し、「バスに轢かれ」ない限りは自分で監督するつもりだと述べていた。 作品の実際の映像はまだ公開されていないが、キャメロンは次のように予告している。「皆さんのご想像どおり、この驚きの冒険にはかつてないほどに大きな感情の高まりが伴っています。困難な領域へと踏み込んでいきます。新しいキャラクターも登場し、憎らしいキャラクターもいます。パンドラの新しい文化や舞台、バイオームなども描かれます」 シリーズ第2作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は2022年末に公開。IGNのレビューでは「前作よりも明らかに良くなっている。ストーリーはこれまでにないまったく新しいものというほどではないが、驚愕のヴィジュアルに、パンドラに戻りたいという気持ちにならずにはいられない」と評していた。同作は全世界興行収入が23億ドルを超え、史上3位の記録となっている。 D23 Brazilではこのほか、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の最新予告も公開された。
Adam Bankhurst