【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
3倍増
国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)は、発展途上国の温暖化対策を支援するための資金を3倍に増やすことで合意。先進国は公的資金を含む幅広い資金源を通じて、2035年までに少なくとも年3000億ドル(約46兆4300億円)を拠出することを約束。国際社会全体での途上国への支援額を年1兆3000億ドルにすることも目標に掲げ、その大半が民間資金になる見込み。インドのチャンドニー・ライナ代表が「目標は小さ過ぎる。時期も遠過ぎる」と語ると拍手や声援が送られた。
シリア・コネクション
米国家情報長官に指名されたトゥルシー・ギャバード氏は、シリアでアサド大統領と会っていたことなどが問題視され、承認公聴会で厳しく追及される可能性が高いとの見方が共和党から出ている。同党のランクフォード上院議員は「たくさんの疑問がある」とCNNで発言。「下院議員としてアサド大統領と会った目的や方向性について、われわれは知りたいと考えている」と述べた。民主党下院議員だったギャバード氏は共和党にくら替えし、トランプ氏の忠実な支持者となった。過去にはロシアに同調する発言もしている。
その他の注目ニュース
セブン&アイ創業家、急ピッチでMBO準備-クシュタールに対抗
ゴールドマンのファンドが9億ドル損失か、欧州電池会社破綻で-報道
エヌビディアCEO、グローバルな協力呼びかけ-米中に緊張再燃懸念
(c)2024 Bloomberg L.P.
Bloomberg News