松本穂香“鹿乃子”の母・若村麻由美“フミ”、九十九夜町にやって来るも「娘に会う気はないんです」<嘘解きレトリック>
鈴鹿央士と松本穂香がW主演する月9ドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が12月9日(月)に放送される。 【写真】フミ(若村麻由美)と出会い笑顔を見せる左右馬(鈴鹿央士) ■異色コンビが難事件を解決 本作は、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。 原作は「別冊花とゆめ」にて2012年から2018年まで連載されていた都戸利津の同名コミックで、全10巻で完結、累計発行部数は100万部の人気作品。 ■第10話あらすじ 第10話は―― 九十九夜町に雪が降り、本格的な冬を迎えようとしている。左右馬の探偵事務所で助手として働く鹿乃子は母のフミ(若村麻由美)宛の封書を郵便ポストに投函。鹿乃子はこれまでもフミに近況を知らせる手紙を出していたが、この時、初めて事務所の住所を書いていた。そのため、鹿乃子はフミからの返事を待つ。左右馬は鹿乃子が手紙を待っていることに気づいた。 ある日、倉田タロ(渋谷そらじ)と会った鹿乃子は、「サンタクロースに何をお願いしたの?」と聞かれる。「サンタクロース?」と聞き返す鹿乃子。タロは鹿乃子がクリスマスを祝ったことがないと知って、あることを思いつく。タロは母のヨシ江(磯山さやか)に、お食事処『くら田』で鹿乃子のためにクリスマス会を開くことを提案。鹿乃子には内緒で、父の達造(大倉孝二)に料理を作ってもらい、左右馬はもちろん、端崎馨(味方良介)たちにも飾り付けを協力してもらう。後に企画を聞かされた左右馬は渋い顔。ウソを聞きわける力を持つ鹿乃子に内緒ごとは難しいからだ。 一方の鹿乃子は、町で探偵依頼を求めるビラ貼り。掲示板にビラを貼っていると、書店から嘉助(黒川想矢)を追って、利市(橋本淳)が飛び出してきた。利市から嘉助を捕まえる手助けを頼まれた鹿乃子は応じる。左右馬はつくも焼き屋のじいさん(花王おさむ)が寺へ屋台を出すので、寺までの屋台引きを手伝いがてら、稲荷を掃除。すると婦人に声をかけられた。祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人に左右馬は鹿乃子の母・フミだと分かり…。 ――という物語が描かれる。 ■フミと左右馬が出会う予告動画 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、「祝探偵事務所に行きたいんです」と道を尋ねるフミに、左右馬は「やめたほうがいいですよ」と返す。続けてフミから「娘がお世話になってるんです」と言われると、左右馬は驚いた表情に。 そんなフミは「娘に会う気はないんです。元気な姿を一目見られたらそれだけで…」と語りつつ、会うことに対して怖いと思っている節もあるようで、左右馬は「僕の知ってる鹿乃子くんはちゃんと聞いてくれる人ですよ」と優しい表情で話している。