パレスチナ映画を緊急上映 ガザ侵攻受け新潟、山形
イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザ侵攻を受け、山形市で10日、新潟市で12日、パレスチナ難民の苦悩を描く2012年の映画「我々のものではない世界」が緊急上映される。 映画はパレスチナや英国などの共同製作で、13年の山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナル・コンペティション部門の大賞受賞作。大阪市でも11月に上映会が行われるなど再び注目を集めている。 自身もパレスチナ難民で、北欧に移住したマハディ・フレフェル氏が監督。かつて暮らしたレバノン南部の難民キャンプに帰郷した際に撮影した映像や、父親の残したビデオなどを使い、パレスチナ人が置かれた厳しい状況を表現した。 10日午前10時半から山形市上桜田1丁目、滝山コミュニティーセンターで、12日午後7時から新潟市中央区礎町通3ノ町、クロスパルにいがたで、それぞれ上映される。