GM会議が終了 佐々木朗希の去就に各球団幹部が熱視線 ”ロボット審判”など新制度についての話も
日本時間6日から8日にかけてテキサス州サンアントニオにてGMミーティングが行われました。 【画像】8回9奪三振無失点の好投を見せた佐々木朗希投手 ワールドシリーズが終了し、FAの選手らの移籍市場が活発化していく中で、メジャー各球団の幹部たちが一際注目している選手の1人がロッテの佐々木朗希投手です。 23歳の佐々木投手は5年目の今季、18試合の登板で10勝5敗、防御率は2.35。111イニングで129奪三振と高い奪三振率を誇ります。なかでもメジャースカウトたちが見つめる中行われた10月12日の日本ハムとのクライマックスシリーズでは8回無失点、9奪三振と圧巻の投球を披露しました。 ツインズのフォルビー編成本部長は日本時間6日のGM会議後、佐々木投手について「もし彼が移籍可能なら教えてくれ、今から準備をする。我々は何年も彼をスカウトしてきた。私たちだけではなく、そのようなレベルの選手には多くの関心があるだろうし、代理人との良好な関係や、以前ミネソタにいたことのある選手との良好な関係ができて、ミネソタの環境の良さを語ってくれることを期待している」と語り、佐々木投手の獲得に積極的な姿勢を見せました。 さらにフォルビー氏は「私たちはプロ野球や韓国リーグなどでプレーをしている選手たちの動向はよく把握している。数年前に前田健太投手と一緒にプレーをした経験もあるし海外から移籍してくる選手にとって、我々はいい環境、いいサポートができる環境を持っている」と語りました。 またMLBの広報スタッフによると、今回のGMミーティングでは2025年のスプリングトレーニングで試験し、2026年度のレギュラーシーズンから導入が予定されている”チャレンジ制度”による”ロボット審判”についてや、ロースターの拡大についてなど、新たなルールや制度の見直しについての話し合いも行われたとのことです。