【ボクシング】2度目の防衛に成功したユーリ阿久井政悟 「スッキリ勝てなかったのが悔いが残る」
ボクシングWBA世界フライ級王座2度目の防衛に成功したユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)が15日、都内のホテルで会見した。 13日に東京・有明アリーナで行われたタナンチャイ・チャルンパック(タイ)との一戦は判定2-1の辛勝だった。「スッキリ勝てなかったのが悔いが残る。次は絶対にいい試合をしたい。ダメだった部分を修正して、次の試合に臨みたい」と反省が口をついた。 今年1月に岡山県のジム所属選手として初めて世界王座を獲得した。そのタイトル戦から防衛2回を含めてすべて判定勝ち。自身も「KO」を求める。 「本物の力を見せたいと思っている。本物とは強い選手同士が戦うこと。そんな試合に勝ちたい」。次戦は未定だが、フライ級でてっぺんを極める戦いを熱望した。