アイナ・ジ・エンド、BiSH結成当初から撮りためてきた10年間の軌跡をなぞる1st写真集を発売「周りの人たちが自分を愛してくれていることにこの10年で気づきました」
――逆に変わらない自分は? アイナ ずっと、どこか自信がなさそうなところ。真穂の前だからそういう自分がそのまま出ているんだと思うんですけど、10年間の写真を見て、そこはやっぱり変わらないなぁと思いました。だから今は、それも魅力にするしかないと思っています。 ――BiSH解散後は、ソロアーティストとしての音楽活動に加え、映画『キリエのうた』での主演など、グループ時代以上に幅広い表現をされています。 アイナ 最初は、ひとりで表に出ることがものすごく怖くて。それで悩んだ時期もあったけど、今は乗り越えて、歌うことがグループ時代以上に楽しいです。踊りも今までよりずっと自由に、ダンスのジャンルなんて関係なく、自分からにじみ出てきたものを踊る楽しさを知りました。 ――今後の表現が楽しみです! アイナ モデルやお芝居などをやらせていただいてあらためて思うのは、やっぱり私は音楽で自分を育てていきたいということ。なので、今後も音楽を核にした活動をしていきたいです。 こないだコーチェラ・フェスティバルを見にアメリカへ行ってきたんですけど、いつか自分もコーチェラに呼ばれるぐらいナイスな音楽を作っていきたいと思います。これからも音楽に浸って、ひとりでどこまで行けるのか探検したいですね! ●アイナ・ジ・エンド 12月27日生まれ 大阪府出身 ◯2021年に全曲作詞作曲の1stアルバム『THE END』をリリースし、ソロ活動を本格始動。2023年6月にBiSH解散後、現在はソロとして活動中。9月11日(水)に自身初の日本武道館公演「ENDROLL」が開催決定。公式X【@aina_THEEND】 公式Instagram【@ainatheend_official】 アイナ・ジ・エンド1st写真集『幻友』(ムービーウォーカー、発売中)より 取材・文/大久保和則 撮影/興梠真穂