「湘南ひらつか囲碁まつり」1000面打ち開催 計500人の参加者がプロ棋士の指導を受ける
第27回湘南ひらつか囲碁まつり1000面打ちが13日、神奈川県平塚市内で行われた。JR平塚駅前の目抜き通りにテーブルとイスを並べ、計500人の参加者が2回に分けて約85分ずつプロ棋士の指導を受けられる。今年も多くの囲碁ファンが交流を楽しんだ。 平塚市は、大竹英雄名誉碁聖、趙治勲名誉名人、小林光一名誉棋聖、24世本因坊秀芳（石田芳夫九段）、武宮正樹九段、小林覚九段らが入門した故木谷実九段が居を構えていた地。その木谷九段ゆかりの一門会が、賛同を得た棋士にも声をかけて行っている碁の一大普及イベントだ。 今年は木谷九段が亡くなって50年、日本棋院が発足して100年となる。日本棋院の武宮陽光理事長は、「秋の囲碁イベントの定番。自分も毎年招かれて交流させてもらった。今後ますます発展できるように平塚市とも連携して、このイベントを盛り上げていきたい」と話していた。
