今年も残り1週間 正月用の門松作りが最盛期 長野
今年も残り1週間。長野市川合新田の造園会社「マルマグリーンサービス」では24日、正月用の門松作りが最盛期を迎えていた。同市大豆島にあるビニールハウスの作業場には、完成間近の門松50基以上がずらりと並び、造園部主任の浅野裕三さん(47)が仕上げに追われていた。 【写真】門松ではなく「門杉」の村
「チョキン、チョキン」。ハウス内には、門松の土台に差し込んだ杉の葉をはさみで丸く刈る音が響く。さらに松やナンテンなどで華やかに飾り付けた。今月初旬から作り始め、中旬から本格化して休みなく作業が続いている。浅野さんは「今が一番の勝負時。皆さんが良い正月を迎えられるように思いを込めて作っている」と話す。
11月末まで90センチ、120センチ、150センチ、180センチの4種類の注文を受け付け、今年は90センチサイズの注文が最も多かったという。28日ごろまでに県内の商業施設や企業、家庭へ出荷する。