【GWのコスパ旅】東京~大阪は「車」と「新幹線」どちらがお得?1人と2人で検証
東京から大阪への移動手段として、車や新幹線を選ぶ方は多いでしょう。しかし「どちらが安いのか分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。 本記事では、東京から大阪まで移動する場合の、車と新幹線のそれぞれの移動費用について解説します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
東京から大阪までの料金を「車」と「新幹線」で比較
東京から大阪への移動について、車の場合は東京インターチェンジから吹田インターチェンジのルート、新幹線の場合は東京駅から新大阪駅のルートと仮定して料金を比較します。 ■東京から大阪まで車で移動した場合 東京インターチェンジから吹田インターチェンジまでのルートを車で移動した場合、高速料金の合計は、通常料金で1万円程度です。また、ガソリン料金については、国土交通省が公表している乗用車の平均燃費22.0キロメートル/リットルを基に算出します。 東京から大阪までの距離は約500キロメートルのため、ガソリン料金は約3955円(レギュラー:174円/リットルと仮定)です。結果、車で東京から大阪まで移動した場合の料金は、約1万3955円となります。 車の場合は、同乗すれば移動料金が変わらないため、人数が多いほど節約になるでしょう。 ■東京から大阪まで新幹線で移動した場合 東京駅から新大阪駅までは、東海道新幹線を使います。東海道新幹線には「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類があり、それぞれ停車駅と所要時間、移動料金が異なることが特徴です。 各新幹線の通常期の移動料金は「のぞみ」の指定席が1万4720円、「ひかり」と「こだま」は1万4400円です。 新幹線については人数分のチケットが必要となるため、人数が増えると車よりも費用がかさむ可能性があります。また、以上の料金は、繁忙期や自由席の利用によっても前後します。閑散期や自由席を選ぶことで、人数が多い場合も節約につなげられるでしょう。 「こだま」を利用する場合は「ぷらっとこだま」という格安チケットを利用する方法もおすすめです。 「ぷらっとこだま」は、利用する新幹線が「こだま」に限定される、自由席が利用できない、当日予約ができないなどの制限がありますが、格安で「こだま」に乗車できます。東京駅から新大阪駅間では、通常期の普通車指定席であれば1万2470円で利用可能です(2024年2月1日現在)。 通常利用の「こだま」の料金や「のぞみ」と「ひかり」の料金と比べると、約2000円おさえられます。