前回グラビアが大ヒット! "声優界No.1美BODY"・井口裕香がついに週プレ初表紙!「30代になっても新しい挑戦ができるんだって気づけました」
■これからは怖がらずに新しい挑戦を ――ところで井口さんが声優になったきっかけは? 井口 姉の影響で小学生ぐらいからアニメや洋画を吹き替えで見るのが当たり前の生活を送っていて。『ぼくの地球を守って』や『西遊記』『らんま1/2』が大好きでした。それである日、本屋さんで手に取ったアニメ雑誌で声優さんという職業があることを知って。男の子のキャラクターを女性がやることがあるんだ、とかびっくりして、どんどん調べるようになって。 そうしている間に自分もそうなりたいとか、なるためにどうやって過ごしたらいいんだろうって考えるようになって。それで13歳でオーディションの募集記事を見て応募したのがきっかけというか、最初ですね。 ――しっかりした子供だったんですね。 井口 しっかりというよりも単純に思ったらすぐに行動するというか、特に「好きなこと」に飛び込んだり、気になったらすぐ調べて吸収して、すぐに実行する子供でしたね。というか今もそういう性格だと思います。グラビアでもそうで、「好きだ! この世界に入ってみたい!」って気づいたら写真集を買ったり。自然に知識も入ってきて......みたいな。 ――なるほど。写真を撮られることは好きだったんですか? 井口 好きだったとは思います、できるできないはおいておいて(笑)。でも、自分が見られるお仕事をしていると意識し始めたのは25歳前後だったと思います。それまでは写真を撮られる機会はあっても「これが自分の表現だ! 芸術は爆発だ!」みたいな感じで前髪を自分で切ったりとか、流行と真逆の格好をしてみたりとか、ちょっととがってたんですよね(笑)。でも、アーティスト活動が始まってジャケットなど自分単体で撮影される機会が増えてからは少し意識が変わってきて。 ――なるほど。 井口 そもそもモノづくりの現場が好きなんだと思います。アフレコの現場も週プレさんの撮影も、何かひとつのものをみんなで集中してつくっていく感覚が楽しいんです。シチュエーションや衣装に合った表現を自分の引き出しから持ってくるのって、難しいけどやりがいを感じます。 ――今後はどんなことをしていきたいですか? 井口 30代で写真集やグラビアをできたことは、この年齢でも新しいチャレンジができるんだなって大きな発見だったんです。写真集を機に始めたトレーニングもそうですが、人ってこんなに変われるんだと思ったし、なんというかすごく大きなきっかけをいただけたなって。 私、あんまり自分を褒めてあげることができないタイプの人間なんです。それに、声優さんってこれをやったら一番とか数字で表せないジャンルのお仕事だから、自分でずっとひとつひとつ目標を定めてのし上がり続けるしかないんです。 でもそんな中で、週プレさんのグラビアがすごく反響が良かったとかこうして表紙を飾らせていただいていることとか、頑張ったことが形になるのって私の中ではすごいことなんです。頑張って良かったなぁって思えますし、より頑張ろうって思えるきっかけにもなっていて。 だからこそ今は、新しいことに挑戦を続けたいなって考えています。挑戦は苦手な性格だったんですけどね。怖がらずに声のお仕事でも写真を撮られるお仕事でも、新しい自分に出会っていきたいです! ■井口裕香(Yuka IGUCHI)1988年7月11日生まれ 身長157㎝ 東京都出身趣味&特技=フリートーク、犬の世話、運動〇2002年に声優デビュー。2007年放送のテレビアニメ『アイドルマスター XENOGLOSSIA』(天海春香役)で初主演を果たした。主な出演作に『とある魔術の禁書目録』シリーズ(インデックス役)、『〈物語〉シリーズ』(阿良々木月火役)など。ラジオのパーソナリティとしても高い人気を誇り、インターネットラジオ『井口裕香のむ~~~ん⊂( ^ω^)⊃』(文化放送 超!A&G+)は2010年の放送開始以来、多くの支持を集めている。公式X【@yukachiofficial】公式Instagram【@ooo31_iguchiyuka_31ooo】 撮影/HIROKAZU