オジサンのゾンビ臭を退治せよ! 部屋干しで すくすく育った臭いは 60℃以上の熱湯風呂で撃退
ダチョウ倶楽部よろしくオジサンはもれなく熱湯コマーシャル逝きで
関東も梅雨明けし、うだるような猛暑日が続きますが、この時期最も気をつけなければならないことがあります。 白いまま、清潔に保てる方法も教えます!
それは、梅雨の部屋干しで すくすく育ったゾンビ臭対策です。いくら消臭・抗菌加工を施したTシャツ、ビジネスシャツや肌着でも、生乾きの臭いの原因とされる“モラクセラ菌”はひっそりと息を潜めて、あなたの世間的評価を下げる機会を伺っています。 なにせ このモラクセラ菌、しっかりと洗濯をして汚れを落としても残り続けてしまう非常に厄介なクセ者でして…。 乾かしている際に ひっそりと増殖し、じっとり汗かいた瞬間に ――雑巾のような―― 臭いを発つ訳ですが、なぜニオイが ぶり返してしまうのかと言うと、実は60℃以上の熱でないと死滅せず、一般的な洗濯ではそもそも太刀打ちできないのです。こんなの家庭科で習ってないよ……。
そこで、夏本番前に自宅でのモラクセラ菌対策となるクリーニング方法を7月中に身につけましょう。
用意するのは既にお持ちの電気ケトルに、100円均一で手に入るバケツ(桶)と酸素系漂白剤のたった3点でOK。
酸素系漂白剤は所謂、近所のドラッグストアで買えるオキシクリーンやワイドハイターの粉末ですね。
また、手順も簡単でたった3ステップでOK。 【1】バケツに洗濯物をブチ込む。 【2】酸素系漂白剤(粉末)を適量入れる。 【3】沸かした熱湯を浸すよう注ぎ、しっかりと混ぜて、およそ20分漬けるだけ――以上。
この作業を終えたら、通常の手順で洗濯、すすぎを行うだけ完了です。
これでビジネスシャツも肌着も、お気に入りの白Tも首もとの黄ばみが取れフレッシュに仕上がります。
ゾンビ臭はもちろん、黄ばみだけでなくカレーうどんのシミや口紅も同時に抹消でき、クリーニング代節約にも直結するコスパ的側面も兼ね備えた自宅洗濯術なので、ビジネスパーソンであれば覚えて損はないかと。 ちなみに、ウールやシルクなどNG素材もあるため、ファッショニスタの方はくれぐれもご注意くださいませ。