ぽっこりお腹解消!50代からのダイエットで挫折&リバウンドしないコツ
Q. 下腹をスッキリさせるには?「腹筋」or「姿勢」
A. まずは「姿勢」から! もう一つは「姿勢」。特に女性は出産などで骨盤が歪みやすいと言います。 「前傾しても、後倒しても、それだけで下腹がぽっこりして見えます。 まずは、自分の姿勢がどんな状態かセルフチェックを。その上で、ニュートラルな状態=正しい姿勢をキープできるように体幹を鍛えることで、内臓が正しい位置に収まり、ぽっこりお腹を解消することができます」 いくら筋トレや有酸素運動で脂肪を燃やしても、たるみは消えない。まずはこのたるみを解消するのが先決です。 今回、「ぽっこりお腹解消!4週間チャレンジ」に挑戦した50代の読者Nさんは、骨盤が前傾したぽっこりお腹タイプ。「股関節も伸びていないので、ひざが曲がっていわゆるおばあちゃん姿勢の一歩手前。姿勢のせいで太って見えてしまっています」と中村さん。
Q. 効果を最大限に出すには?「筋トレ」or「ストレッチ」
A.「ストレッチ」が最優先! 今回の「ぽっこりお腹解消!4週間チャレンジ」は1週間ごとに内容がステップアップしていく4回シリーズ。この構成の理由を、中村さんはこう話します。 「50代以上の女性の多くは、骨盤の歪みなど体が前後左右に何かしら歪んでいるもの。そのまま無理に運動をしても片方に負荷がかかってひざや腰、関節を痛めたり、バランスが悪いまま筋肉をつけて歪みをより悪化させたりする可能性大。 まずはストレッチで歪みをとり、正しい姿勢を取り戻すのが先決。それからその姿勢を維持できるよう筋肉を育てていく。この流れが、痛みも歪みもない、スッキリした健やかボディをキープする一番の近道です」
成功の近道は「毎日続けること」
ただし、どんなに効果的なストレッチやエクササイズも、続けないことには効果は出ないと断言する中村さん。 「体の歪みは日々の体のクセの積み重ね。一度直しても、すぐ元に戻ってしまいます。体は毎日少しずつでも続けることで、正しい姿勢がクセになり、筋力をキープできます。 習慣にすることがリバウンド防止策。まさに健やかボディへの道は「継続こそ力なり」なんです」 今回は、そんな「続ける」仕掛けを盛り込んで、日々忙しく過ごす50代・60代女性の体に合わせて考案した4週間プログラム。 挑戦した読者3名と中村格子さん。「がんばるぞー!」 次回から、「ぽっこりお腹解消!4週間チャレンジ」全4回に登場するエクササイズのメニューを解説します。プログラムの予習・復習にお役立てください。
ハルメク365編集部