リヴァプールで “絶対的な存在”となる時がきた 4シーズン目を迎えるジョタにかかる期待
今季は11ゴールをマーク
2020年にウルブズからリヴァプールにやってきたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ(27)。 加入1年目の20-21シーズンは公式戦30試合で13ゴール1アシスト、21-22シーズンは公式戦55試合で21ゴール8アシスト、22-23シーズンは公式戦28試合で7ゴール8アシストを記録。今シーズンはここまで公式戦23試合で11ゴール4アシストをマークしており、コンスタントに結果を残してきた。 しかし、この期間のリヴァプールにはサディォ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーというヨーロッパトップのフロントスリーがおり、ジョタといえどもこの3人に次ぐアタッカーと考えられていた。 しかし、マネは2022年に、フィルミーノは2023年にリヴァプールを退団。サラーはまだ在籍しているが、31歳というベテランの域に達しつつある。さらには昨夏からサウジアラビアのクラブから超高額なオファーが届いていることもあり、リヴァプールのフロントスリーは新時代に入りつつある。 そんななか、『Who Scored.com』はジョタがリヴァプールの主力選手になることがきた、と綴っており、リヴァプールでのキャリアで重要な選手になる時期が来たと伝えている。 「これはジョタにとって勝敗を分ける時期ではないが、リヴァプールでのキャリアにおいて重要な段階となる可能性がある。マージーサイドに移籍して以来初めて、彼はレッズの最上級アタッカーとなった。サディオ・マネもロベルト・フィルミーノもサラーもいない。彼はレッズの主力選手としての責任を一度も負ったことがない。象徴的なトリオの少なくとも1人は、その重荷を背負ってそこにいた。しかし今、彼にはプレッシャーがかかっている」 「彼はクロップ監督が自由に使える最も高価なアタッカーではないかもしれない。ジョタはおそらく最もエキサイティングな選手ではないだろう。しかし、アンフィールドでの4シーズン目を迎えた今、彼には期待が寄せられている。サラーがいない今ではなおさらだ。現時点で重要なのはアウトプットだけであり、ジョタはこれまで以上に信頼できる」 サラーは現在負傷しており、エジプト代表からも離脱している。具体的な離脱期間はまだわからないが、エース抜きでの戦いをこれから強いられる。前節のボーンマス戦ではジョタは2ゴール1アシストの結果を残し、サラー不在を感じさせないパフォーマンスを見せた。 リヴァプールのアタッカー陣にはサラーがいなくても魅力的な選手たちが揃っているが、ジョタにかかる期待は大きい。ここまで11ゴールをマークしているジョタが狙うのは21-22シーズンの21ゴールを超える活躍だ。
構成/ザ・ワールド編集部