【写真：Getty Images】

　サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）グループC第6節で中国代表と対戦する。15日に行われたインドネシア代表戦で先制点に絡み、自らもゴールを決めた守田英正は、今回の試合での重要なポイントをどこに挙げたのか。中国代表とのアウェイ戦での活躍に期待がかかる。 　 【画像】サッカー日本代表、中国戦の予想フォーメーションはこちら！ 　守田は次の中国代表戦について「先制されないことが非常に大事だと思います。この前の試合でもそうでしたが、先制されると流れが相手に傾きやすい。守備の隙やセットプレーでの対応が試合を分ける要因になります。どの試合でも大切な部分ですが、改めて意識しています」と重要な点を挙げている。 　また、守田は「アウェイの条件や相手の戦い方によって変わる部分もあります。中国は勝ち点3を狙ってくるでしょうが、引き分け狙いの守備的な戦術も考えられます。最初の5分10分で相手の出方を見極めながら、柔軟に対応したいと思っています」と冷静に分析した。 　中国と日本での試合環境の違いについては、「正直なところ、具体的な違いは試合が始まらないと分からない部分もあります。ただ、中国がホームで戦う以上、条件を活かして勝利を目指してくるでしょう。その中で自分たちが冷静に対応できるかが鍵になると思います」と、試合展開の予測が重要であるとも話した。 　さらに、リーダーとしての役割も求められるが、守田は「自覚は強く持っています。年齢や経験的にも自然とそうなる部分がありますし、森保監督のもとで長く代表に関わってきた選手の一人として責任を感じています。プレーや言葉、態度でチームを引っ張りたいですね」と、リーダーとしての意識を明確にした。果たして、守田は中国代表戦でもチームを勝利に導く活躍を果たせるか。 （取材：元川悦子【中国】　文・構成：編集部）