性的暴行被害の女性検事 同僚の副検事を名誉毀損などの疑いで告訴・告発 「金目当ての虚偽告訴ではないか」と中傷か
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大阪地検の元トップによる部下の女性への性的暴行事件をめぐり、同僚の副検事によって名誉を傷つけられたなどとして、性被害にあった女性が告訴・告発しました。 元大阪地検検事正の北川健太郎被告(65)は6年前、大阪市北区の官舎で、酒に酔って抵抗できない状態だった部下の女性検事に性的暴行を加えた罪に問われています。女性検事によりますと、別の検察幹部に被害を申告した後、同僚の女性副検事が北川被告に内偵捜査の情報を漏らしたほか、「金目当ての虚偽告訴ではないか」といった中傷をするなどした疑いがあるということです。 (被害にあった女性検事)「(検察庁は)性被害者がどれほど苦しんでいるのか誰よりもわかっているはずの人たちが、そういう噂に振り回されて被害者をより傷つけている状況が残念でなりません」 この副検事については名誉毀損などの疑いで大阪高検に告訴・告発したということです。
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