ソチ五輪「金」 羽生結弦選手が外国特派員協会で記者会見
ソチ五輪男子フィギュアの金メダリスト、羽生結弦選手(19)が24日午後、東京の日本外国特派員協会で会見した。 会見は海外メディア特派員らとの質疑応答を中心に行われ、次の五輪でライバルと思う選手や若い世代に伝えたいこと、海外転戦で気に入った食べ物などについて、時折はにかんだ笑顔を見せながら丁寧に答えていた。
日本人男子初の快挙を成し遂げた羽生選手には、日本中が熱狂し、女性を中心に「ユズリスト」なる多くのファンが生まれた。羽生選手は3月に行われた世界選手権でも金メダルを獲得した。 東日本大震災で被災した宮城県仙台市出身。震災時は地元のリンクで練習中だったが、そのリンクも被災。当時16歳の羽生選手は「普通の生活を続けられるか分からなかった」という。しかしソチ五輪では、金メダルという栄光を故郷に捧げた。