ボイメン出演「サムライ★ロック」 オール名古屋が支援
ボイメン出演「サムライ★ロック」 オール名古屋が支援THE PAGE愛知
東海エリア発の人気イケメンユニットBOYS AND MEN(通称ボイメン)のメンバー総出演の映画「サムライ★ロック」が9日から東海地区で先行上映される。撮影はすべて愛知県内。作品中には名古屋の名所や地元でおなじみのタレントが登場し、名古屋のテレビ局4社が同映画の製作委員会に名を連ねるなど注目の作品公開に先駆け、東建ホール(名古屋市中区)でこのほど完成披露有料上映会が行われ400を超える客席が満席となった。そんな人気絶頂のボイメンを直撃した。
撮影はすべて愛知 名古屋名物やタレントも登場
同映画の製作委員会には、名古屋のテレビ局4社が名を連ねていることもあり、舞台挨拶のMCには各局の人気アナウンサーが務めた。ボイメンはメンバー11人全員が、作品中の衣装で登場。作品の見どころや、撮影中のエピソードなどを披露した。 メンバー同士やアナウンサーとの掛け合いでトークが盛り上がったうえ、スペシャルゲストとして河村たかし市長が登場するというサプライズも。市長は「(映画が完成して)あとは紅白(歌合戦出場)だけだな~」と、名古屋から全国制覇を目指す人気者にさらなる期待を寄せた。集まったファンはもちろん、メンバー、関係者からも笑いが絶えず、終始和やかなムードに包まれた。 映画「サムライ★ロック」は、現代にタイムスリップした、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑が、現代の若者たちとともに成長していく青春ストーリー。三英傑が加わるアイドルグループと、対立するグループに分かれて、ボイメンのメンバー全員が出演している。 東海地区にゆかりのある三英傑をからめたストーリーで、撮影はすべて愛知県内。作品中には名古屋の名所や地元でおなじみのタレント、名古屋名物も登場するなど、名古屋を拠点として活動するボイメンならではの地元色の濃い内容となっている。
グループ全体での映画出演は結成以来の夢
映画の見どころや制作秘話などを、主演で織田信長役の小林豊さん、豊臣秀吉役の本田剛文さん、徳川家康役の田中俊介さん、三英傑とともに活動するグループのリーダー丹羽正巳役の水野勝さんに語ってもらった。 ──メンバー総出演の映画制作を聞いた時の感想は? 水野 グループ全体での映画出演は結成以来の夢でした。結成5年目にしてこれが叶い、しかも地元、名古屋・愛知県ロケで制作できたことは本当にうれしかったです。ずっと夢見ていたことですから、非常に熱い思いがありました。 ──三英傑が現代で活躍するという斬新な設定。役作りはどのように? 小林 信長はこれまで多くの役者さんが演じられた役で、プレッシャーがあったのでは?とよく言われますが、今回の台本を読んで、この内容に沿った一人の男性として演じました。信長だからこうだ!という固定観念は捨てて臨みましたね。 田中 僕も同じです。資料などを参考に家康について学び直しましたが、今回の脚本では一般的な家康像とは違った面が描かれていると感じて、これまでにない演じ方が必要だなと思いました。映画を見てくださる方は驚くかもしれないですね、「これが家康?」って。それを楽しんでもらえたらうれしいです。 本田 僕は元々歴史好きで、戦国時代にも興味があったんですが、秀吉はあまり好きではなかったんですよね。ですから、秀吉役と言われて、よし!と思いながら、今ひとつ気乗りしない部分もありました。でも、あらためて勉強したり、作品を見たりして、秀吉という人物を見つめ直していくことで、だんだん好きになっていきましたね。 小林 そういえば、ケータイの待ち受け、秀吉にしてたよね? 本田 そうそう、秀吉が使ってた甲冑を…。 小林 撮影の合間に、「画像が大きくて貼れんから編集してる」とか言ってたよね。それぐらい好きなんだなって思いましたね。