「まずは○○」自民党・太田房江参院議員流、女性政治家の増やし方とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
「根本は、政治にお金がかかることなんですよね」と太田さんは自身の収入と支出の内訳のグラフを示します。 まず、収入の基本となるのは政党交付金(緑の部分)。このお金がいつ入金されるのか、決まっていないのだそうです。これに、パーティ収入と寄付や派閥から得るお金が収入になります。 この「政党交付金」が足りていないことを示しているのが、支出の緑の部分です。この緑の部分は、政党交付金からの支出が認められている項目ですが、これがまったく足りていないと、太田氏はグラフで説明します。 なお、一般的な議員では、政党交付金と人件費がほぼイコールで、家賃や通信費などは賄えていないとのこと。 太田氏「パーティをやらなければならない、派閥からもお金をいただかなければやっていけないのが根本原因。ただし、もらったお金は記載しなければいけない。今回はこれができていなかったことが根本原因。それと裏金づくりとは別」 太田氏は、今日の政治活動自体がある意味フィクションになっていて、「絶対できないことを前提に政治活動が組まれていて、それを裏付けるお金しか出ていない」と指摘します。 太田氏「年金もない地方議員の処遇まで視野に入れて、クリーンにできる、あるべき政治活動に対するお金を出すべき。でないと持続できなくなり、裏金を作ろうとするものが出てくる」 自身も政治経験のあるMC鈴木邦和は、「お金を儲けるためなら絶対政治家にはならないですね」と笑います。 太田氏「私のこのスーツもテレビ通販やアウトレット。上から下まで1万円で抑える。高く見せるのがポイント(笑)」