MINIの4座オープンカー「ミニ クーパー コンバーチブル」が第4世代に進化! 開放感とスポーツ感が手に入る贅沢な一台に。【新車ニュース】
最新世代のMINIにオープンモデル「ミニ クーパー コンバーチブル」が登場した。電動ソフト・トップを開放すれば自然と一体になれるような開放感が味わえ、クローズ時にはMINIらしいスポーティな走りも堪能できる。そんな贅沢な一台を紹介しよう。 【写真】第4世代「ミニ クーパー コンバーチブル」の詳細画像はこちら!(全28枚)
心地良い開放感とスポーティな走り
MINIは10月10日、フルモデルチェンジした最新世代MINIのオープンモデル「MINIクーパー コンバーチブル」を発表し、同日から販売を開始した。 新型MINIクーパー コンバーチブルは、「“LESS IS MORE”より少なく、より豊かに」のデザイン・アプローチを体現し、削減を何度も繰り返したなめらかなライン、クリーンなサーフェス、バランスの取れたプロポーションを実現したのが特徴だ。アイコニックな最新型ソフト・トップは、時速約30km/hまでなら走行中でもスイッチひとつで開閉することができ、全開までの時間はわずか約20秒。ルーフを40cmだけ開くサンルーフモードでは、陽の光や風を感じながら快適なシティドライブを愉しめるとうたっている。 この電動ソフト・トップには、MINIを象徴するユニオンジャックのデザインを生地に織り込んだMINI Yoursソフト・トップをオプションで選択する事が可能で、より高級に、より個性的にすることができる。 また、オープントップドライブの愉しさを数字で確認することができるMINIらしい機能の「オールウェイズオープンタイマー」は、ルーフを開けるとシグナルによってオールウェイズオープンタイマーが起動。オープンで走行した1回の走行時間と累計走行時間が表示され、また外気温もアニメーションで表示されるという。 ボディサイズは全長3880mm、全幅1745mm、全高1435mm、ホイールベース2495mm。エクステリアは、電動ソフト・トップを開けても閉めても、MINIらしいエクステリアデザインを演出。万が一の車両横転時に展開する事で後席乗員を保護するロールオーバープロテクションシステムをボディデザインに溶け込ませていることにより、モダンでスタイリッシュな印象を与えている。 インテリアは完全なデジタル化が施されており、ステアリングホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止。運転に必要なすべての情報は、前方のヘッドアップディスプレイとダッシュ中央にある直径240mmの円形有機ELセンターディスプレイに映し出される。広々としたカーブを描くダッシュボードには、リサイクルポリエステルを使用した布地のような新しい素材を採用している。 パワートレインは、2.0L直列4気筒ツインパワーガソリンターボエンジンと7速ダブルクラッチトランスミッションの組み合わせ。「MINIクーパー コンバーチブルC(464万円)」は最高出力120kW/5000rpm、最大トルク250Nm/1520-4400rpm、「MINIクーパー コンバーチブルS(514万円)」は最高出力150kW/5000rpm、最大トルク300Nm/1450-5000rpmを発生するエンジンが搭載される。納車は2025年第一四半期以降を予定している。 ■SPECIFICATIONS ミニ クーパー コンバーチブル C|MINI COOPER CONVERTIBLE C ボディサイズ:全長3880×全幅1745×全高1435mm ホイールベース:2495mm エンジン:直列4気筒ガソリン(ターボ付) 排気量:1998cc 最高出力:120kW(163.2PS)/5000rpm 最大トルク:250Nm/1520-4400rpm トランスミッション:7段DCT 価格:464万円(税込) ※記載値はヨーロッパ仕様車の場合
文= 原アキラ 写真= MINI