久間田琳加、ティーンのカリスマの変化「素の自分を認めてもらえた気がした」
素の自分を認めてもらったような気がした
――久間田さんはこれまで多くの恋愛作品に出られていますけど、撮影に入る前のルーティンってありますか? 久間田:1つだけあって、寝る前に原作のマンガなり、台本を一度読むっていうのをやるようにしています。そのほうが世界観に入っていきやすいというか。この作品だったら、私は会社でパソコンを打ったことはないし、オフィスという画を自分の中で立体的にイメージして落とし込んでいく感覚かもしれないです。 ――現場に入ってから意識していることは。 久間田:以前は台本を読み込んで、100%決めてから現場に臨んでいたんです。でも、今は固めすぎずに現場では柔軟に身を任せるほうが、演技でも動けるという感覚がつかめてきた感じがありますね。 ――作中では、葵がコンプレックスに思っている部分を肯定するような黒沢の一言にグッと心をつかまれるシーンがありました。久間田さんは周りの人からの助言で考え方が変わったような経験はありますか? 久間田:10代から頑固な一面があって自分ではイヤだなと思っていたんです。でもドラマで共演した俳優さんに『琳加ちゃんは抜けてるように見えるけど、すごく芯があるよ』と褒めていただいて。「外柔内剛」という四字熟語が好きで、自分の中ではそれをモットーに生活していたから、素の自分を認めてもらったような気がして嬉しかったです。
リアルな理想の肩幅に出会えるかは疑問
――オフィスラブがテーマになっていますが、実際どんな上司に憧れを抱きますか。 久間田:仕事とプライベートでメリハリがあって、大人の余裕が感じられる先輩は憧れます。あと私、肩幅フェチなんですよ。守ってもらえそうな広い肩幅だと気になってちゃいます。ただ、漫画のキャラクターに浸りすぎているので、リアルな理想の肩幅に出会えるかは疑問なんですが……(笑) ――理想の肩幅探しは継続中ですね(笑)。ドラマタイトルにかけて、今、久間田さんが恋してるものを教えてください。 久間田:野球観戦です! 去年にWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の特番に出演させてもらったんですよ。それをきっかけに球場に行ったら、球場で飲む生ビールと球場メシの美味しさに気づいてしまったんです。 ――好きなポジションはあるんですか? 久間田:(バッターのポーズをしながら)やっぱりピッチャー! あ、これはバッターですよね。……正直言うと、選手名がポジションじゃなくて、「特製ケバブを出してる選手だ」っていう覚え方になっちゃてて(笑)。推し球団は決まっていないので、肩幅を中心に勉強していきたいです!